第7話 ステータスチェック
スキル考えて強さ調整するのわりとメンドイ
ご指摘があったため、主人公の性別を無くしました。
何かしら不自然な点がありましたら、教えていただけると助かります。
どうもこんにちは。先ほどただのスライムから進化した名もなきハイドスライムこと僕です。
進化で気絶しないか心配していた僕ですが、ほんのり光った以外には特に何もありませんでした。まぁ進化に痛みとか気絶とかが無いのは喜ばしいことなので良しとしましょう。
さて、進化して見た目で変わったことと言えば、カラダの色が灰色になりました。それ以外には見た目に変化はありません。なのでさっそくお楽しみのステータスを見てみましょう!
ステータス!
―――――――――ステータス―――――――――
no name (ー) Lv4
種 族:ハイドスライム
年 齢:0
ランク:D-
・固有スキル
取得経験値2倍Lv―
カラーチェンジLv―(new!)
亜空間Lv4
触手Lv7
・通常スキル
毒無効Lv―
状態異常耐性Lv8
消化Lv5
毒生成Lv3
硬化Lv4
隠密Lv3
魔力遮断Lv1(new!)
―――――――――――――――――――――――
おぉ!全部のスキルレベルが上がって新しいスキルも覚えましたよ!
隠密が2つも上がったのはハイドスライムだからでしょうか?これで狩りの成功率が上がりますね!
そして新しいスキルです!
固有スキルが増えましたよ!もうすでに試しています!名前の通り自分の色を変えるスキルですね。地味なスキルに見えますがこれは役に立つスキルです!このスキルは全身の色でも一部の色でも変えることが出来ます。全身の色を変えれば普通のスライムを装って油断を誘えますし、一部を変えればカメレオン以上に風景に溶けこめます。ちなみに今の僕はレインボーなスライムになってます。
そして通常スキルに出てきた魔力遮断!ファンタジーなスキル来ましたよ!?……いや、スライムとかスキルがある時点でファンタジーなんですけどね、まだ僕のイメージする魔法は見たことないんですよ。ファイアボールとかライトニングみたいな派手な見るからに魔法!ってやつはね。もうこの世界にはそんな魔法は無いって諦めかけてたんですけど、希望が見えてきましたね!いつか僕も魔法使えるのでしょうか?
あ、あとスキルのインパクト強くてスルーしてしまったんですけど、レベルも上がってますね?もしかしなくてもこれってさっきの熊さんでゲットした経験値の余りです?あの熊さんそんなに格上だったのですか?
…………あの時熊さんが僕を噛まずに丸飲みしてくれて本当に助かりました。じゃなきゃ勝ち目なんてありませんでした。まぁあんな強敵には会わないのが一番なんですけどね。これからは周りをしっかり警戒することを肝に命じます、はい。
さて、ステータスチェックと反省も終わったので、また食料調t…ゲフンゲフンレベ上げとスキルの訓練をしますかね?
主人公は食いしん坊キャラ。もとはそんなつもりなかったのに何でこうなったんだろう?