第6話 進化
主人公、いよいよ進化します
ご指摘があったため、主人公の性別を無くしました。
何かしら不自然な点がありましたら、教えていただけると助かります。
さぁ到着しました、安全そうな木のうろ。まずはステータスをもう一度見てみましょう。
―――――――――ステータス―――――――――
no name (ー) Lv15※進化可能
種 族:スライム(?)
年 齢:0
ランク:F
・固有スキル
取得経験値2倍Lv―
亜空間Lv3
触手Lv6
・通常スキル
毒無効Lv―
状態異常耐性Lv7
消化Lv4
毒生成Lv2
硬化Lv3
隠密Lv1
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うむ、スキルレベルも幾つか上がってますな。そしてレベルの横にある『進化可能』の文字!さぁ!進化するのだ!!
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進化可能先 (ランク)
▼ポイズンスライム(E+)
▼メタルスライム(E-)
▼ハイドスライム(D-)
▼グラトニースライム(B-)
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…………………進化先が複数あったで御座る。しかもご丁寧にランクまで書いてあるし
あぁでも、進化先は自分のスキルに依存してるのかな?
ポイズンスライムは毒生成とかで、メタルスライムは硬化だろう。ハイドスライムは隠密で、グラトニースライムは…消化かな?
それにしてもグラトニーだけランク高いな…思わず選びたくなるけど、グラトニーって暴食だよね?これ選んだら只でさえ僕の食欲高いのに、もっと酷くなりそう。下手したらこの森の食べ物丸ごと食い尽くすのではないだろうか?
さすがにそれはだめだ。惜しいけどグラトニーは諦めよう。
となると、あとはポイズン、メタル、ハイドか…
まずメタルは却下だな。名前的にすぐ狩られて経験値にされそうだ…
あと2つだとどっちがいいかな?毒で殺るか暗殺者みたいに殺るかってことかな?だとしたら僕の狩りの仕方からするとハイドスライムかな?
よし、今の僕の殺り方に合わせてハイドスライムにしよう。技術を高めて最強の暗殺スライムを目指すのもいいかもしれない
そう決めた瞬間、僕のカラダがほんのり光った
本編には出ないけど、グラトニースライムは消化をレベル上限まで上げてからではないと普通は進化先に出ない設定です。主人公は転生特典の亜空間が足りないレベルの分を補って進化先に出ました。つまり亜空間は凄いチートさんです。