第3話 スキル検証と黒歴史
やっと主人公動きます
ご指摘があったため、主人公の性別を無くしました。
何かしら不自然な点がありましたら、教えていただけると助かります。
どうもこんにちは、スライムに転生した僕です。名前はまだない。
僕は今、生まれた泉から離れて森の中にいます。そして目の前にあるのはたくさんのキノコ!………ただし、毒々しい紫色とかマーブル模様、珍しいものだとレインボーなものまで、毒キノコです!!と主張しまくってるようなものばかりですけどね☆
……………いや、最初は普通の見た目のキノコ探してたんだよ?でもさ、安全な泉の近くにある安全そうなキノコは多分もう他の生き物が食べちゃったのかな?毒キノコっぽいのしか残ってないのよ。まぁ…あれだ、毒無効もあるしね、多分スキル試すのには問題ないよ、うん。
さて、自分を納得させたとこで、この推定毒キノコを食べてみるか…
まずは毒無効を信じてレインボーいっちゃおうか?どうせこの辺のキノコで実験するし、どれからいっても同じだよね?じゃあ、いただきます!………………あら?意外と美味しい。ほんのり甘さのある濃厚なキノコ?表現しづらいけど普通に美味しい。毒無効が働いてるのか特に異常はない
……次はマーブルいくか。…………これも美味い。ちょっと舌?カラダ?がピリッとするけど結構いけるわ。
なら消化の実験だ。まずは適当にキノコをカラダに入れます。そして早く消化しようと気合いでどうにかします。………気持ち早くなったかな?まぁ練習あるのみだ
次はキノコをカラダにいれたら消化せずに保存出来るかの実験。………表面がゆっくりだけど溶けてるな。でも、練習したらこれもどうにかなりそうだな☆何かキノコ食べるの楽しいね~♪
………………………あれ?いつの間にか他にもスライムがいる?……………………僕のキノコ―――――――――!!!!このキノコは僕のだ――――――――!君たちには渡さないよ!?全部僕がS☆Y☆O☆U☆K☆AしてやるZE――――!!!!ヒャッハ――――――――!!!!!アハハはハハハハははははハハハハハハハハははハハハハaはハハハハハハハハhahaははははハハハハハハハハははハハハハはハハハハははははハハハハハハハハははハハハハはは――――――――――――――――――――――――――――♪
……………………………………大変お見苦しいものをお見せイタシマシタ、申し訳ございませんです、はい。どうやら僕の毒無効は毒以外の状態異常には効かないようでして、とりあえずステータスを見ていただいたら方が早いです、はい。では、これが今のステータスです
―――――――――ステータス―――――――――
no name (ー) Lv1
種 族:ベビースライム
年 齢:0
ランク:F-
・固有スキル
取得経験値2倍Lv―
亜空間Lv1
触手Lv2
・通常スキル
毒無効Lv―
状態異常耐性(麻痺・発狂・幻覚etc.)Lv3
消化Lv2
―――――――――――――――――――――――
お分かりいただいただろうか、そう、『状態異常耐性』である。しかもLv3。初期スキルよりレベル高いでござる。もしかしなくても結構ヤバい状態だったのではないだろうか?
………………まぁ過ぎたことは仕方ないよね?むしろ毒無効の弱点が早い段階で分かったと思えばむしろヨカッタンダヨ
まぁこの話は終わりにして、消化と触手のレベルが上がりました~♪触手がなんで上がるかって?実はキノコ採取のときに頑張って触手を使ってました!キノコに覆い被さる方が楽だけど頑張ったんだよ?………ついでにオカシクなってた間も触手無茶苦茶に振り回してたけど、そんなことは忘れましょう。
僕に黒歴史はなかった。これは真実です。
黒歴史を書きたくなった