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第26話 森、出ました。

これからステータスは変化があったところだけ書きます。

皆さんこんにちは。久しぶりに1人で狩りに出た僕です。


皆さん、ランクSSSって思った以上のチートでした。一度触手をランクAのモンスターに強めに叩きつけてみたのですが、爆散(・・)しました。後に残ったのは周りに飛び散った赤い何かでした。これは手加減が難しいですね。


あとスキルを試したのですが、分かったのは察知と遮断ですかね?

察知は頑張れば半径15㎞はいけます。しかしそんな範囲まで普段は必要ないので3㎞くらいの察知を通常はします。それですら十分なくらいでしょう。

遮断は進化前もミロクしか気付かれなかったので、分からないということが分かりました。何となく強化された気もしないではないって感じです。



能力を確認し終わって、僕がミロクに拾われた滝に戻って来ました。何故ここに戻って来たかというと、故郷の森に戻るためです。ミロク曰く、故郷の森を出るとすぐ近くを人間の馬車が通っていたそうです。今も通っているか分かりませんが、行ってみる価値はあるでしょう。


登る方法?硬化した触手を岩壁に突き刺しながら登ります。飛ぶことも風魔法で出来ますが、ロッククライミングをしてみたかったので今回はやりません。


……これでこの森ともお別れです。本体の僕は出ますが、分身を2体残しておきましょう。ミロクと僕の家を荒らされるのは嫌ですからね。そういえば分身は進化しても消えるみたいですよ?


こうして僕は分身を残したあと、ロッククライミングをして故郷の森に戻って行きました。











さぁ戻って来ました。僕の生まれた森です。どこなのかは分かりませんが、懐かしの角ウサギがいます。ミロクの森にはウサギなんていなかったですからね~、亜空間にももう在庫がないのです。毒キノコは見たことが無いものもたくさんありましたから良かったのですけど。ということで、分身も使って乱獲しましょう。


特に毒キノコはここでしか見なかったものもありました。なので僕がここを去っても収穫できるように分身を一体は常駐させておきましょう。




結果、角ウサギが12羽、ヤバイ見た目の毒キノコが大量、四つ手熊2頭、大量の薬草をゲットしました。


そうそう、薬草のことはミロクが教えてくれました。その調合過程で『錬金魔法』も覚えたんですよ。

因みに錬金には『術』と『魔法』があって、魔方陣を描いてやるのが錬金術で材料さえあれば大抵のものは作れる、魔方陣は要らないけどスキルレベルに合わせた特定のことしか出来ないのが錬金魔法らしいです。

僕の場合は怪我を直す魔法薬、所謂ゲームのポーションみたいなのなら千切れた手足が生えるようなものまで作れます。他は物質をくっつけたり、分離も出来ますね。



さて、乱獲が終わって今森を抜けたのですが、近くに道?みたいなものを見つけました。馬車が何回も通ったのでしょうね。

何故馬車だと思うかって?それはね、100メートルくらい離れたところで馬車が盗賊らしいオッサンたちに襲われてるからですよ。







―――――――――ステータス―――――――――


no name (ー) Lv28


・通常スキル

闇魔法Lv2[1up!]

光魔法Lv2[1up!]


―――――――――――――――――――――――

やっと人間出せる~

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