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第23話 免許皆伝ですか?

昨日はすいませんでした!


では、どうぞ!

皆さんこんにちは。今日もミロク式スパルタ訓練を受けている僕です。最近訓練途中にミロクが物憂げにしている時があります。何かあったのでしょうか?気になります!という訳で訓練が終わったら聞いてみましょう




さて、訓練も終わってまったりタイムがやってきました。ミロクが悩んでるなら一緒に考えたいです!ミロクは恩人(恩幻獣?)で僕の大事な家族ですからね!こんな時こそ親孝行しなければいつできるか分かりません!


「ミロク?最近何か悩んでるみたいだけど、どうかしたの?僕に何かできることあるなら何でも言ってね!」


〝…おやおや、心配させてしまったか。悩みというかのぅ、坊の覚えが良いから教えることが無くなってきてしまっての、スキルも儂が教えられることはもうほとんど無いのじゃよ。〟


〝もちろんこの森で生き残るのは厳しいが、それは進化すればすぐに解消される問題じゃろう。だから訓練ももうすぐ終わりなるのかと思ってのぅ、少し寂しく思っておったのじゃ〟



おや?悩みというか免許皆伝みたいな話でした?確かにこの森だと生き残れないでしょうが、ここを出たらそれなりに強いでしょう。…どこにでもとはいきませんが、ある程度のところならばミロクと観光に行けるのでは?


「ミロク!教えることが無くなったら旅行行きましょう!二人で一緒に観光するんです!ね?良いでしょう?」


〝二人で観光か、そういえばそんな約束もしたのぅ。……では、あと一週間ほどで訓練の仕上げをしようかの、今までで一番厳しいから覚悟するのじゃぞ?〟


そうミロクは意地悪そうな顔で言って、すぐにいつもの優しい顔で僕を見つめていました。

今までで一番厳しい訓練は怖いですが、その後の観光することに思いを馳せて僕は表情はありませんがニマニマと心の中で笑っていました。

鹿とスライムの修行…想像つかない

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