第17話 熊が再び現れた
本当は夜中に投稿したかったけど、睡魔には勝てなかったの(´・ω・`)
ご指摘があったため、主人公の性別を無くしました。
何かしら不自然な点がありましたら、教えていただけると助かります。
う~ん?あ、どうも。何か昔のことを思い出したような気がしているシャドウスライムの僕です。…………だめです。思い出せません。まぁ思い出せないなら重要なことではなかったのでしょう。
前回から2日、本当に僕は何もしませんでした。強いて言うなら川を見つけたので泳いでる魚を眺めたくらいでしょうか?
そして今、その川に僕はいます。聴こえるのは鳥らしき声、周りは森、のどかな光景ですね~……………………4つ手がある熊がシャケ(?)捕りをしていなければ!!そうです、アイツです!僕を一度は殺しかけてくれやがりましたあの熊の同種です!
あぁ、思い出すだけで腹がたってきました。………僕もいつまでも弱いわけではありません。むしろ今ならあの熊に正面からですら勝てそうな気がします。もうこれは殺るしかないですよね?サクッと殺らなきゃですよね!
はい、という訳でサクッと殺ってきました、背後から一撃でした。え?正面から行かなかったのかって?そんなの行くわけないじゃないですか。いくら正面からいけそうでも、僕の戦闘スタイルは暗殺者のやり方なのです。わざわざ相手の土俵に立つだなんて僕がするはずないですよ。
それにしても『硬化Lv9』スゲェ…
前はあの熊の内臓すら貫けなかったのに、今じゃあ一撃で首チョンパ出来ちゃいましたよ?Lv10になったらもう切れないものがないのではないかとすら思える切れ味です。
さて、熊を殺して思わぬ収穫もありました。魚です。熊はさっきまでシャケ(?)捕りしていたのですからその獲物も僕のものです。当然の権利です。魚は転生後初なので嬉しいのですが、この川魚キモいです。目が4つあるし血走ってるし、牙は鋭いし、こいつ美味しいのか疑問です。まぁ後で食べてみましょう、今は鮮度保つため亜空間にしまっておきます。
では、ステータスはどのくらい上がったでしょうか?
「ステータス!」
―――――――――ステータス―――――――――
no name (ー) Lv51
種 族:シャドウスライム
年 齢:1
ランク:D+
・固有スキル
取得経験値2倍Lv―
カラーチェンジLv―
亜空間Lv7
触手Lv―
影魔法Lv6
・通常スキル
状態異常無効Lv―
消化Lv8
毒生成Lv6
硬化Lv9
隠密Lv9
魔力遮断Lv7
気配察知Lv8
魔力察知Lv6
並列思考Lv3
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………さすがに前とはランクもレベルも上がっているので成長しづらくなりましたね。それでも熊は味も経験値も結構美味しいです。これは積極的に熊狩りすることを検討しましょうか?
はぁ…火が欲しい。焼き魚とか焼き肉とか焼きキノコしたい。
今日はバイトだからもしかしたら次の投稿は明日になるかも