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【第18部まで完結】クライン工房へようこそ!  作者: 雨宮ソウスケ
第17部 『巨樹の森の饗宴』②

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筆休め。基本的な用語集であります!

※同世界のため、この用語集は『悪竜の騎士とゴーレム姫』の方にも記載しています。


【ステラクラウン】

《夜の女神》によって創造された世界。

広大な大海原の上に、セラ、アロン、オズニア、エルサガの四大陸がある。

創生時代に《悪竜》に襲撃されるが、《夜の女神》が降臨して撃退。

《夜の女神》は傷ついた大地を癒すため、万物の素である星霊を世界に解き放った。同時に《悪竜》の返り血で魔獣が生まれた。

暮らすのは人間と獣人族。他には普通の獣に荒ぶる魔獣がいる。



【夜の女神】

黄金の神槍クラウドザッパーを持つ、ステラクラウンの創生の女神にして戦女神。

かつて《悪竜》を撃退する際のみ、ステラクラウンに降臨した。

彼女には付き従う八人の聖者がおり、一人は裏切り、その後、《七星》と呼ばれることになる。



【七星】

《夜の女神》に仕える七人の聖者

ステラクラインの曜日も司っている。

順番としては、

日輪星、月光星、火塵星、水宝星、木蓮星、金牙星、土轟星

になる。

日輪星が第一座であり、七人の長になるのだが、基本的に各聖者は同格でランク差はない。

それはグレイシア皇国で使われる最強騎士の称号においても同じである。



【黒陽星】

裏切りの聖者。創生時代、《夜の女神》よりも《悪竜》に加担した。

彼もまた《夜の女神》によって討たれたと伝わっている。

欲望の肯定者とも呼ばれ、とある犯罪組織の旗頭にもなっている。



【悪竜ディノ=バロウス】

煉獄の覇竜。魔王の中の魔王と謳われる存在。

山脈よりも巨大な体躯を持つ三つ首の魔竜。

単独においては最強であり、その怒りは神々さえも震え上がらせる。

しかしながら、単純な破壊の化身という訳ではない。

創世神話では黄金の神槍で心臓を射抜かれるが、果たして今は――。



【星霊】

ステラクラウンの大気に満ちる万物の素。

ステラクラウンにおけるあらゆる物質、生物に至るまですべて星霊で構成されている。



【恒力】

星霊を、星導石を用いて変換したエネルギー。

照明から鎧機兵に至るまで様々なモノの動力源として活用されている。

単位はジン。



【星導石】

鉱山で発掘される特殊な鉱石。大気にある星霊を吸収して恒力に変換する。

星導石はC~Sの等級が定められており、S級は極光石と呼ばれている。



【星神】

星霊を操って他者の願望を具現化する異能者。

夜の女神の眷属とも呼ばれ、男女ともに見目麗しい者が多い。

その能力を使用する際は髪の色が銀色に変化する。

具現化能力は主に三種に分類されて、

①壊れた物を修復する《復元》。

②何もない場所から剣や服などの無機物を精製する《創造》。

③重傷でも瞬く間に治癒する《再生》。

ただし、③のみは百年に二、三人しか生まれない金色の髪の稀少種、《金色の星神》だけが使える。

またすべての能力には制限がある。《創造》で造れるのは無機物限定。叶えられる願いは一日三回が限度。回数の回復には丸五日間ものインターバルが必要になる。

これは希少種である《金色の星神》も変わらないが例外として命と引き換えに行う《最後の祈り》だけはあらゆる奇蹟を可能とし、死者の蘇生さえも出来る。



【聖骸主】

《最後の祈り》を使って《星神》が変貌する現象。

《聖骸主》は桁違いの身体能力と自然治癒力に加えて、全身を流体化した星霊が薄く覆い、あらゆる攻撃を吸収する防御層――《天蓋層》と呼ばれる防御術を持つ。また《聖骸主》は願い手なしで回数制限もなく自在に星霊を操れることが可能になる。

《金色の星神》から変化した《黄金の聖骸主》は《天蓋層》を発展させた光の大騎士――《光星体》を纏うことが出来る。

生前の人格をほとんど失った彼らは老化が停まり、食事も排泄もしなくなる。

そうして幽鬼のように世界を彷徨って、出会った人間を殺戮する。

総数はそこまで多くはないが、強大かつ理不尽な殺戮存在として大陸中で恐れられている。



【鎧機兵】

《星導石》を内蔵した人型兵器。5.5セージル(メートル)ぐらいが平均サイズ。

人型と言うが、その姿はずんぐりむっくりしており、異形の鬼のような形をしている。

人が乗るため、ハト胸のような胸部装甲に、太い両腕。背中(中心より少し上ぐらい)からは多関節の太い竜尾が生えている。尾の根元部は背中当てのような大きな装甲で覆われている。

竜尾は動く際のバランサーの役割がある。

大腿部は太いが両足首は細く、人間のふくろはぎに当たる部位には放熱孔がある。

操手はバイクに乗るような姿勢で搭乗する。《星導石》は操縦シートの内部、外から見ると腹部に内蔵されている。

頭部の両眼から外の光景が胸部装甲の内面に投影される。

武具は様々だが、剣であっても鉄塊に近く、結果的には殴打するようなモノが多い。鋼の拳なので無手の闘士型もある。


元々は対聖骸主用に生み出されたという兵器だが、誰が最初に造ったのか、その起源は不明。

明らかに文明に対して技術レベルが超越しており、すべての鎧機兵は最初の鎧機兵の模倣の繰り返しであり、今でも基本的な構造は理解しきれないまま継承されている。とある天才が生み出した自律型の特殊な鎧機兵もいるが、それらも基本骨格などは小型化しつつもそのまま継承されており、それに加えて新たに開発した人工知能を載せている。


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