表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
602/612

第六百二話

 花火を買ってきた。

「おーい、牛乳パックのあいたのを持ってきて」

「はーい、お水入れてるから。線香花火は私のよ」

「うん、わかってる。ねずみ花火は僕がするよ」

「いいわよ」

 ふっと現れた妻は、浴衣姿じゃないか。

「お、似合うねえ」

「そう?」

「久しぶりに見たな」

「あんまり暑いと着る気にならないから」

「ほう」

「なんだか馬子にも衣裳って言い方ね」

「いやいや」

「ちょっと待って。冷酒持ってくる」


 外出自粛に花火もいいな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 第六百二話 拝読しました。 自宅で花火、してませんねえ。 大会が中止や延期される中、今は自宅で花火が増加中らしいですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ