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第六百一話

 「おーい」

「はーい」

「あれどこ」

「それは二階。私のあれはどこに持って行った?」

「それはここにある」

「ふーん、そこにあったんだ。さっきからずっと探してた」

「僕が昨日電話の横に置いてたと思うけど、あれどこ?」

「それは片づけてタンスの二番目の引き出し」

「そうか、そこにあるんだ」

「うん、なくすといけないと思って」

「ありがとう」

「はいはーい。ねえ、そろそろ昼にあそこいかない?」

「そうだね」


 老夫婦の一日です。


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― 新着の感想 ―
[一言] 第六百一話 拝読しました。 まさに全集中「阿吽の呼吸」ですね。何の型まであります?(と鬼滅の刃風に)
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