587/612
第五百八十七話
だから言ったじゃないの。
妻が言うセリフが僕にはわかる。
「天気予報で午後は雨が降るって。傘を持って行って」
「いいよ、すぐに帰るし」
午後から雨のはずが十時から降り出した。
持ってくればよかったなあ。
仕方ない。
コーヒーでも飲みながらやむのを待とう。
すると、カフェには見た顔が。
「あら、あなた」
「どうしてここに」
「血圧の薬をもらいに病院へ行ったら、雨降ってきちゃった」
「傘は?」
肩をすくめる妻。
似た者同士だな。
だから言ったじゃないの。
妻が言うセリフが僕にはわかる。
「天気予報で午後は雨が降るって。傘を持って行って」
「いいよ、すぐに帰るし」
午後から雨のはずが十時から降り出した。
持ってくればよかったなあ。
仕方ない。
コーヒーでも飲みながらやむのを待とう。
すると、カフェには見た顔が。
「あら、あなた」
「どうしてここに」
「血圧の薬をもらいに病院へ行ったら、雨降ってきちゃった」
「傘は?」
肩をすくめる妻。
似た者同士だな。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。