表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
582/612

第五百八十二話

 「何やってるの?」

 妻がこたつ布団をたたんでる。

「暖かいからこたつを片付けようと思って」

「置いといてよ。まだ欲しいよ」

「だって、部屋が狭くなるんだもん」

「いいんだよ。二人しかいないんだから」

「ほこりが目立つんだもの」

「目立たないよ。全然」

 布団を無理やり受け取る。

「もう、こたつがあると動かなくなる」

「いいんだよ、立派な日本の文化だ」

 妻がたい焼きを持ってきた。

「こたつで食べるとうまいな」

「それはそうね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 第五百八十二話 拝読しました。 今はこたつがない家庭も多いようですね。寂しいものです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ