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第五百八十二話
「何やってるの?」
妻がこたつ布団をたたんでる。
「暖かいからこたつを片付けようと思って」
「置いといてよ。まだ欲しいよ」
「だって、部屋が狭くなるんだもん」
「いいんだよ。二人しかいないんだから」
「ほこりが目立つんだもの」
「目立たないよ。全然」
布団を無理やり受け取る。
「もう、こたつがあると動かなくなる」
「いいんだよ、立派な日本の文化だ」
妻がたい焼きを持ってきた。
「こたつで食べるとうまいな」
「それはそうね」
「何やってるの?」
妻がこたつ布団をたたんでる。
「暖かいからこたつを片付けようと思って」
「置いといてよ。まだ欲しいよ」
「だって、部屋が狭くなるんだもん」
「いいんだよ。二人しかいないんだから」
「ほこりが目立つんだもの」
「目立たないよ。全然」
布団を無理やり受け取る。
「もう、こたつがあると動かなくなる」
「いいんだよ、立派な日本の文化だ」
妻がたい焼きを持ってきた。
「こたつで食べるとうまいな」
「それはそうね」