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第五百七十四話
雪がちらちら降ってきた。
窓から見ると女子高生が立ちこぎをしている。
急いでるんだな。
すると、思い切り転んだ。
「可愛そうに」
慌てて外に出る。
「大丈夫かい?」
見ると、ひどい擦り傷。
「待ってて」
救急箱を持ってくる。
「すみません。塾に急いでて」
「消毒して絆創膏はっとこう」
「ありがとうございます」
「気を付けてね」
女子高生は深々とお辞儀をして、また立ちこぎをして去っていった。
寒いけれど心がほかほかと温かくなる。
雪がちらちら降ってきた。
窓から見ると女子高生が立ちこぎをしている。
急いでるんだな。
すると、思い切り転んだ。
「可愛そうに」
慌てて外に出る。
「大丈夫かい?」
見ると、ひどい擦り傷。
「待ってて」
救急箱を持ってくる。
「すみません。塾に急いでて」
「消毒して絆創膏はっとこう」
「ありがとうございます」
「気を付けてね」
女子高生は深々とお辞儀をして、また立ちこぎをして去っていった。
寒いけれど心がほかほかと温かくなる。