561/612
第五百六十一話
派手に転んだ音がした。
「いたーい」
「どうした」
「転んだ」
みたいだな。
まあ、返事ができるというのは大丈夫ということか。
今、ゲームの面白いところ。
「大変!」
「ん?」
「あなたの…」
慌てて階下へ降りていく。
後ろ手に何か隠してる。
「何だよ」
「ちょっと」
「見せて」
足元に苔が落ちてる。
まさか。
「枝が反対に曲がっただけ」
「ああああ、僕のミニ盆栽が」
何と無残な姿。
「枝の右向きが左になった」
向きを変えてと頼んでない!
派手に転んだ音がした。
「いたーい」
「どうした」
「転んだ」
みたいだな。
まあ、返事ができるというのは大丈夫ということか。
今、ゲームの面白いところ。
「大変!」
「ん?」
「あなたの…」
慌てて階下へ降りていく。
後ろ手に何か隠してる。
「何だよ」
「ちょっと」
「見せて」
足元に苔が落ちてる。
まさか。
「枝が反対に曲がっただけ」
「ああああ、僕のミニ盆栽が」
何と無残な姿。
「枝の右向きが左になった」
向きを変えてと頼んでない!