525/612
第五百二十五話
ソファに寝ころんでテレビのリモコンを片手にせんべいをポリポリ。
この姿を見て昔の僕なら結婚しなかった。
「ねえ、今晩どうしようか」
「何」
「夕飯」
「何でもいいよ」
「その言葉って、君が作るならってことでしょ」
「うん」
「自分ならって考えないの?」
「え?」
「私もそう言ってみたい。何でもいいよって」
「・・・」
確かにそうだな。
お好み焼きでも作るか。
冷蔵庫を覗いていると後ろから声がする。
「私、次もあなたと結婚する」
ソファに寝ころんでテレビのリモコンを片手にせんべいをポリポリ。
この姿を見て昔の僕なら結婚しなかった。
「ねえ、今晩どうしようか」
「何」
「夕飯」
「何でもいいよ」
「その言葉って、君が作るならってことでしょ」
「うん」
「自分ならって考えないの?」
「え?」
「私もそう言ってみたい。何でもいいよって」
「・・・」
確かにそうだな。
お好み焼きでも作るか。
冷蔵庫を覗いていると後ろから声がする。
「私、次もあなたと結婚する」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。