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第五百二十話

 夫のスマホが鳴る。

 眺めるけど出ない夫。

「あなたのスマホよ」

「うん」

「早く出たら」

「いいんだ」

「出方がわからないんでしょう」

「ふん」

 私たち夫婦は新しいスマホに機種変更して帰って来たばかり。

 店では手取り足取り店員さんが言ってくれるから出ることができた。

 熟年夫婦の忘却速度は速い。


 夫がやたらタッチするが通話できない。


 スマホが止まる。

 夫が着信履歴から電話。

「いやあ手が離せなくて」


 ずっと手にしていたじゃない。

 


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