515/612
第五百十五話
「あら、ちょっとごめんなさい」
僕をまたいでいくのか。
「ちょっと失礼」
「あのねえ」
「忙しいの」
「そう」
「ほい、またごめん」
「別にまたがなくても通れるでしょ」
「いや、ここがいいの」
「はいはい、わかりましたよ」
何もそんなに邪険にしなくてもいいじゃないか。
五日続けて鍋料理かって言っただけだろ。
一度腹を立てるとそう簡単には許してくれない。
結婚して忘れるほど年月経ってるのに学習能力がないな。
我ながら情けない。
「あら、ちょっとごめんなさい」
僕をまたいでいくのか。
「ちょっと失礼」
「あのねえ」
「忙しいの」
「そう」
「ほい、またごめん」
「別にまたがなくても通れるでしょ」
「いや、ここがいいの」
「はいはい、わかりましたよ」
何もそんなに邪険にしなくてもいいじゃないか。
五日続けて鍋料理かって言っただけだろ。
一度腹を立てるとそう簡単には許してくれない。
結婚して忘れるほど年月経ってるのに学習能力がないな。
我ながら情けない。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。