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第五百十三話

 古い年賀状を整理する。

「ねえねえ、この人だあれ?」

「あのねえ、それを見ている合間に僕は本棚もきれいにしたよ」

「まあ、お利口さん。ちょっと見て」

 年賀状を夫に見せる。

「あ、玲子さん」

「玲子さんって誰」

「うん、受付にいた人」

「ふーん、名字でなくて玲子さんなのね」

「うん、みんなそう呼んでたよ」

「みんなね」

 しばらく眺めて一言。

「番号に押印だ。当たりさ」


 三等だったわね。


 あなたの幸運の女神ってわけね。


 あ、そう。


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