509/612
第五百九話
妻の鼻歌が聞こえる。
何かいいことあったな。
機嫌がいいのはいいことだ。
「随分とご機嫌だな」
「ええ、カニ鍋にするの」
「すごいなあ。どんな臨時収入があったの」
「ごちそうさま!」
「なにが?」
なんだか意味深な目。
あれ、本棚が開いてる?
嫌な予感。
薬の本には大切なへそくりが。
パチンコの儲けが……。
本にはカニのレシートと残りの一万円。
「ごちそうさま!」
フン!
まあ、こっちは本命ではない。
競馬の儲けは無事みたいだな。
妻の鼻歌が聞こえる。
何かいいことあったな。
機嫌がいいのはいいことだ。
「随分とご機嫌だな」
「ええ、カニ鍋にするの」
「すごいなあ。どんな臨時収入があったの」
「ごちそうさま!」
「なにが?」
なんだか意味深な目。
あれ、本棚が開いてる?
嫌な予感。
薬の本には大切なへそくりが。
パチンコの儲けが……。
本にはカニのレシートと残りの一万円。
「ごちそうさま!」
フン!
まあ、こっちは本命ではない。
競馬の儲けは無事みたいだな。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。