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第五百九話

 妻の鼻歌が聞こえる。

 何かいいことあったな。

 機嫌がいいのはいいことだ。

「随分とご機嫌だな」

「ええ、カニ鍋にするの」

「すごいなあ。どんな臨時収入があったの」

「ごちそうさま!」

「なにが?」

 なんだか意味深な目。


 あれ、本棚が開いてる?

 嫌な予感。

 薬の本には大切なへそくりが。

 パチンコの儲けが……。

 本にはカニのレシートと残りの一万円。


「ごちそうさま!」


 フン!


 まあ、こっちは本命ではない。


 競馬の儲けは無事みたいだな。

 

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