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第五百二話

 「ある晴れた日~」

 朝から家内のアリアで目覚める。

「ねえ、ご近所もびっくりするよ」

「大丈夫。暑いからみんな窓閉めてクーラー入れてる」

「どうしたんだよ」

 指差す先に日日草。

「お、咲いたな」

「そうなのよ。十本のうち虫に食われたのが四本。やっと生き残ってるのがパッと咲いたわ」

 そう言いながらタオルを首に巻いて軍手姿。

「写真を撮ってほしいの」

「なんで」

「SNSに投稿するの」


 花を愛でるって。


 草を引いたの僕なのに。


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