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第四百七十話
雨上がり。
「あなたー、ちょっと来て」
「なんだよ」
「虹よー」
あわててベランダへ。
「ほら、虹」
妻が指さす方に大きな虹が見える。
「きれいね」
「うん、何年ぶりかなあ」
「ホントね。久しぶりよ虹なんて」
カメラを部屋から持ってきた。
「どれ、虹をバックに撮ってやるよ」
「そう、ありがとう。チーズ」
ばっちり撮った。
妻がプリントしていると不機嫌な声。
「やだー」
「どうした」
「あなたのパンツが映ってる」
洗濯物の前だったね。
雨上がり。
「あなたー、ちょっと来て」
「なんだよ」
「虹よー」
あわててベランダへ。
「ほら、虹」
妻が指さす方に大きな虹が見える。
「きれいね」
「うん、何年ぶりかなあ」
「ホントね。久しぶりよ虹なんて」
カメラを部屋から持ってきた。
「どれ、虹をバックに撮ってやるよ」
「そう、ありがとう。チーズ」
ばっちり撮った。
妻がプリントしていると不機嫌な声。
「やだー」
「どうした」
「あなたのパンツが映ってる」
洗濯物の前だったね。
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