466/612
第四百六十六話
雨が降っているから部屋干し。
夫がなぜか手伝っている。
「どうして手伝ってくれるの?」
「別に」
「今日は飲み会でもある?」
「ない」
「何か買う気?」
「何も」
「今月はお祝い事が重なって出費が多いのよ」
「そう」
「もうそろそろ税金が」
「あのねえ、僕が洗濯物を干してるとどうしてそんなに下心があるかのような疑念を持つの?」
「別に」
ピンポーン。
「あなた、焼酎の頒布会だって」
「う、うん。一緒に飲もうと思って」
やっぱり。
雨が降っているから部屋干し。
夫がなぜか手伝っている。
「どうして手伝ってくれるの?」
「別に」
「今日は飲み会でもある?」
「ない」
「何か買う気?」
「何も」
「今月はお祝い事が重なって出費が多いのよ」
「そう」
「もうそろそろ税金が」
「あのねえ、僕が洗濯物を干してるとどうしてそんなに下心があるかのような疑念を持つの?」
「別に」
ピンポーン。
「あなた、焼酎の頒布会だって」
「う、うん。一緒に飲もうと思って」
やっぱり。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。