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第四百六十五話
ほいほいとお手玉をする夫。
私よりずっとうまい。
「ちょっと返して」
「いいじゃないか。貸してよ」
「今、やりたいの」
「嘘ばっかり。僕がうまいからでしょ」
「違うわよ」
「ははは、羨ましいんだろ」
「そんなことない」
こうなったらあれしかない。
確かあの引出しに入ってる。
「こんなことできる?」
「だるま落としか」
「ほら連続技よ」
下からポンポンと一気に飛ばす。
高笑いして見せてたら窓ガラスに直撃。
呆れる夫にうなだれる私。
ほいほいとお手玉をする夫。
私よりずっとうまい。
「ちょっと返して」
「いいじゃないか。貸してよ」
「今、やりたいの」
「嘘ばっかり。僕がうまいからでしょ」
「違うわよ」
「ははは、羨ましいんだろ」
「そんなことない」
こうなったらあれしかない。
確かあの引出しに入ってる。
「こんなことできる?」
「だるま落としか」
「ほら連続技よ」
下からポンポンと一気に飛ばす。
高笑いして見せてたら窓ガラスに直撃。
呆れる夫にうなだれる私。
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