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第四百六十一話

 日曜日雑巾を持って右往左往する家内。

「どうしたの」

「ちょっとこぼしちゃった」

「どこに」

「玄関」

「何を」

「梅よ」

「何で」

「隣の奥さんに梅酒いただいたのに玄関で転んじゃって」

 それでも怪我もなくどうってことないはずだった。


 翌朝、靴を履こうとした。

「おーい、梅が靴に入ってるぞ」

「あら、ごめんなさい。まだ残っていたのね」

「ああ」

 靴の中がネチャネチャする。


 梅より梅酒の砂糖が問題だ。


 靴一足履けなくなっちゃった。

 

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