461/612
第四百六十一話
日曜日雑巾を持って右往左往する家内。
「どうしたの」
「ちょっとこぼしちゃった」
「どこに」
「玄関」
「何を」
「梅よ」
「何で」
「隣の奥さんに梅酒いただいたのに玄関で転んじゃって」
それでも怪我もなくどうってことないはずだった。
翌朝、靴を履こうとした。
「おーい、梅が靴に入ってるぞ」
「あら、ごめんなさい。まだ残っていたのね」
「ああ」
靴の中がネチャネチャする。
梅より梅酒の砂糖が問題だ。
靴一足履けなくなっちゃった。
日曜日雑巾を持って右往左往する家内。
「どうしたの」
「ちょっとこぼしちゃった」
「どこに」
「玄関」
「何を」
「梅よ」
「何で」
「隣の奥さんに梅酒いただいたのに玄関で転んじゃって」
それでも怪我もなくどうってことないはずだった。
翌朝、靴を履こうとした。
「おーい、梅が靴に入ってるぞ」
「あら、ごめんなさい。まだ残っていたのね」
「ああ」
靴の中がネチャネチャする。
梅より梅酒の砂糖が問題だ。
靴一足履けなくなっちゃった。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。