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第四百六十話
また寒くなった。
背中や肩がこってたまらない。
そこで体幹を鍛えるために買ったストレッチポールの登場。
一メートルほどの長さで直径は二十センチぐらい。
背骨を乗せゆらゆらすると極楽浄土にいる気分。
そこに帰ってきた夫。
「まるで浜に打ち上げられた人魚だな」
「あらそう? ウフン」
「違うって。人魚ってジュゴンだよ」
「こうやって足の裏同士をくっつけるともっといい気持ち」
「ホントにもう」
あきれて振り返ることなく去る夫。
また寒くなった。
背中や肩がこってたまらない。
そこで体幹を鍛えるために買ったストレッチポールの登場。
一メートルほどの長さで直径は二十センチぐらい。
背骨を乗せゆらゆらすると極楽浄土にいる気分。
そこに帰ってきた夫。
「まるで浜に打ち上げられた人魚だな」
「あらそう? ウフン」
「違うって。人魚ってジュゴンだよ」
「こうやって足の裏同士をくっつけるともっといい気持ち」
「ホントにもう」
あきれて振り返ることなく去る夫。
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