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第四百五十話
急な雨に濡れてしまった。
「傘にどうぞ」
「あ、すみません」
見れば、ご近所の学生さん。
「助かるけど、あなたの肩が濡れてしまうわ」
「大丈夫です」
「学校の帰りですか?」
「いいえ、バイトの帰りです」
「まあ、大変ね」
「夜勤は賃金が高いので週三回だけ」
学生もがんばってるんだなあと感心する。
「ちょっと待ってて」
お礼に煮込みシチューを渡す。
「うまそう。ありがとうございます」
最近褒められたことのない料理。
私も幸せだ。
急な雨に濡れてしまった。
「傘にどうぞ」
「あ、すみません」
見れば、ご近所の学生さん。
「助かるけど、あなたの肩が濡れてしまうわ」
「大丈夫です」
「学校の帰りですか?」
「いいえ、バイトの帰りです」
「まあ、大変ね」
「夜勤は賃金が高いので週三回だけ」
学生もがんばってるんだなあと感心する。
「ちょっと待ってて」
お礼に煮込みシチューを渡す。
「うまそう。ありがとうございます」
最近褒められたことのない料理。
私も幸せだ。
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