443/612
第四百四十三話
部屋中に洗濯物がぶら下がっている。
「お天気が悪いと外に干せないからいやだわ」
「そうだな。すごい量だね」
「あなたのタオルを使う量が半端じゃないから」
「だって、何度も使うと臭いよ」
「でも、あなたの汗なんて臭くないわ」
「そうか、匂わないんだな」(悪い気はしない)
「違うの、動物的な香りは昔からしないの」
「へ?」
「全く無味無臭、人畜無害」
だんだん矛先が違う方向へ向いている気がする。
たかが洗濯物だったはずが。
部屋中に洗濯物がぶら下がっている。
「お天気が悪いと外に干せないからいやだわ」
「そうだな。すごい量だね」
「あなたのタオルを使う量が半端じゃないから」
「だって、何度も使うと臭いよ」
「でも、あなたの汗なんて臭くないわ」
「そうか、匂わないんだな」(悪い気はしない)
「違うの、動物的な香りは昔からしないの」
「へ?」
「全く無味無臭、人畜無害」
だんだん矛先が違う方向へ向いている気がする。
たかが洗濯物だったはずが。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。