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第四百十九話

 毛糸が足りるかしら。

 せっせとマフラーを編んでいると、夫がお茶を入れてくれた。

「ありがとう」

「いや、忙しそうだから」

「孫がお世話になってるのに、園のバザーに出す手作りの物がないって言うんだもの」

「みんなは何持ってくるんだろうね」

「巾着やエプロン、おけいこバッグなんかよ。でも、ミシン壊れてるし」

「ふーん」

 肩こりで歯も痛い。

 何とか夜までかかってできたのは五つ。


 バザーで見たら一つ三百円。


 私の時給は百円ね。 

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