415/612
第四百十五話
洗濯物が飛んじゃった。
慌てて追いかける。
しかも、通販で買った高級レーススリップ。
私にしては高い下着。
「わ、あんなところに」
ご近所の気難しいおじいさんの家の庭。
椿の花に引っかかってる。
恐る恐る呼び鈴を押す。
「はい」
「あの、洗濯物がお宅の庭に飛んでしまって。取らせてください」
「僕が取ってあげましょう」
「いえ、あの」
おじいさんはすぐに取ってくれた。
「娘のです。ありがとうございます」
つい口から嘘が出たわ。
洗濯物が飛んじゃった。
慌てて追いかける。
しかも、通販で買った高級レーススリップ。
私にしては高い下着。
「わ、あんなところに」
ご近所の気難しいおじいさんの家の庭。
椿の花に引っかかってる。
恐る恐る呼び鈴を押す。
「はい」
「あの、洗濯物がお宅の庭に飛んでしまって。取らせてください」
「僕が取ってあげましょう」
「いえ、あの」
おじいさんはすぐに取ってくれた。
「娘のです。ありがとうございます」
つい口から嘘が出たわ。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。