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第四百十一話
今日も寒い。
庭のパンジーが寒さでくたっとなっている。
家内が外から呼んでいる。
「あなたー、ごみの収集場所でカラスが食い散らかして大変なことになってるぅ」
「ネットを掛けていただろう?」
「それが賢いからわずかな隙間から袋を破ってるのよ」
重い腰を上げる。
この時に手伝わないと後がうるさい。
見事に四方八方に散らかしている。
エビやカニの殻、タイの頭。アワビの貝殻。
「あなた、ご近所はいいもの食べてるのね」
確かに。
今日も寒い。
庭のパンジーが寒さでくたっとなっている。
家内が外から呼んでいる。
「あなたー、ごみの収集場所でカラスが食い散らかして大変なことになってるぅ」
「ネットを掛けていただろう?」
「それが賢いからわずかな隙間から袋を破ってるのよ」
重い腰を上げる。
この時に手伝わないと後がうるさい。
見事に四方八方に散らかしている。
エビやカニの殻、タイの頭。アワビの貝殻。
「あなた、ご近所はいいもの食べてるのね」
確かに。
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