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第四百十話
洗濯機を回そうとしていると、二階から夫の声。
「おい、これも洗ってくれ」
「あら、あなた、新しいシャツ買ってるでしょう。これはもう捨てたら?」
「ダメ。くたびれてる方が体になじんでいいんだ」
「でもこんなシャツ着てたら病院へ運ばれたときにみっともないわ」
「何で病院へ運ばれるんだよ」
「ほら、事故とか倒れるとか」
「縁起でもない。おばあさんのレースのパンティの方が恥ずかしいぞ」
「だって、福袋に入ってたんだもん」
洗濯機を回そうとしていると、二階から夫の声。
「おい、これも洗ってくれ」
「あら、あなた、新しいシャツ買ってるでしょう。これはもう捨てたら?」
「ダメ。くたびれてる方が体になじんでいいんだ」
「でもこんなシャツ着てたら病院へ運ばれたときにみっともないわ」
「何で病院へ運ばれるんだよ」
「ほら、事故とか倒れるとか」
「縁起でもない。おばあさんのレースのパンティの方が恥ずかしいぞ」
「だって、福袋に入ってたんだもん」
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