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第四百五話
近所に新しいコンビニができた。
「ねえ、あなた、先着百名に卵六個をくれるって」
「卵か、でも、まだ二十個もあるぞ」
「いいのよ、卵は使うんだから」
「でも、年取ったら一日一個でいいってテレビで言ってたよ」
「あなたは年取ってるけど、私はまだ二個はいいのよ」
「三つしか違わないぞ」
「いいえ、三つ違えば私が中学生でもあなたは高校生よ」
そこまで戻れるのか。
思わず持ってたカップを落としそうになる。
はいはい、並びます。
近所に新しいコンビニができた。
「ねえ、あなた、先着百名に卵六個をくれるって」
「卵か、でも、まだ二十個もあるぞ」
「いいのよ、卵は使うんだから」
「でも、年取ったら一日一個でいいってテレビで言ってたよ」
「あなたは年取ってるけど、私はまだ二個はいいのよ」
「三つしか違わないぞ」
「いいえ、三つ違えば私が中学生でもあなたは高校生よ」
そこまで戻れるのか。
思わず持ってたカップを落としそうになる。
はいはい、並びます。
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