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第四話
散歩に出る。
川沿いの遊歩道をゆっくりと進む。
シロは無精者でなかなか歩こうとはしない。
年寄かって?
いや、まだ五歳。
それなのに散歩より昼寝を選ぶ。
「おい、シロ、もうちょっと歩こうよ」
ムリに歩かそうとすると伏せの姿勢に。
「警察犬でもないのにどうしてそのポーズだ」
前足に顎まで乗せる。
仕方なしに帰ってくると、同じポーズで家内が迎える。
「新興宗教か?」
「ヨガよ。背中の肉が取れるの」
その一口を止めたら取れるぞ。
散歩に出る。
川沿いの遊歩道をゆっくりと進む。
シロは無精者でなかなか歩こうとはしない。
年寄かって?
いや、まだ五歳。
それなのに散歩より昼寝を選ぶ。
「おい、シロ、もうちょっと歩こうよ」
ムリに歩かそうとすると伏せの姿勢に。
「警察犬でもないのにどうしてそのポーズだ」
前足に顎まで乗せる。
仕方なしに帰ってくると、同じポーズで家内が迎える。
「新興宗教か?」
「ヨガよ。背中の肉が取れるの」
その一口を止めたら取れるぞ。
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