表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
399/612

第三百九十九話

 新聞を読んでいると横から家内が覗き込む。

 すると、なんだか気が散って落ち着かない。

 思わず閉じる。

「あら、意地悪ねえ」

「私が先に読んでるんだから待っててよ」

「だって、その社会面の記事が気になって」

「どれだい?」

「妻が夫を殺すやつよ」

「え? こんな記事が気になるの」

「ええ、ワイドショーでもそればっかりよ」

 さらに覗き込んで読む。

「普段から夫が気配りがなかったんだって」

 

「はい、新聞。お先にどうぞ」

 素直に渡す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ