表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
387/612

第三百八十七話

 「おばあちゃん、きららのおんぶを僕がしてあげる」

 じんは背負うことが楽しいと思ってるようだ。

「ありがとう、でもいいわ」

「僕がしてあげるってば」

 そこで、二十年以上前娘が使った人形を出してくる。

「これを背負ってごらん」

「おじいちゃん、それお人形じゃん」

「ほら、可愛いぞ」

 仕方なしに兵児帯で背負って見せる。

 そこへ町内会長さんがやって来た。

「あ、お孫さんが寝てますね、では後で」


 いいえ人形ですとは言えなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ