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第三百八十一話

 「あいた!!!」

 首が回らない。

 寝違えてしまったようだ。

 じんがやって来た。

「おじいちゃん」

「なんだい」

「こっち向いて」

「そっちに首が回らないんだ」

「大丈夫?」

 じんが触りそうになるから避ける。

「触らないでよ。とっても痛いんだから」

「優しくなでるから」

「いや、触らないでくれ」

「ちょっとだけ」

 どうして子どもはしてはいけないと言われるとやりたくなるのか。

「嫌だ」

「痛くしないから」


 家内が笑いをかみ殺している。

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