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第三百七十話
肩が凝って歯が痛い。
こんなことは久しぶりだ。
「ねえ、肩が凝っちゃって」
「あら、揉んであげましょうか」
「うん、頼むよ」
「何してたの?」
「ジグソーパズル」
「おとなしいから本でも読んでるかと思ったら」
「子どもみたいに言うなよ」
「それで、どうなった?」
「ひとつもできん」
「何の景色?」
「森」
「また、難しいのを」
「ちょっと後悔」
その夜。
「あなた、肩を揉んで」
「できた?」
「森は難しいわ」
そうさ、森は上級者向き。
肩が凝って歯が痛い。
こんなことは久しぶりだ。
「ねえ、肩が凝っちゃって」
「あら、揉んであげましょうか」
「うん、頼むよ」
「何してたの?」
「ジグソーパズル」
「おとなしいから本でも読んでるかと思ったら」
「子どもみたいに言うなよ」
「それで、どうなった?」
「ひとつもできん」
「何の景色?」
「森」
「また、難しいのを」
「ちょっと後悔」
その夜。
「あなた、肩を揉んで」
「できた?」
「森は難しいわ」
そうさ、森は上級者向き。
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