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第三十七話
いい天気だ。
朝から妙に静かだ。
家内は買い物にでも行ったのだろうか。
テレビの音もしない。
昨日の飲み会でこの時間まで眠っていた。
ガッチャーン。
いるようだ。
何かを割ったな。
高い物でなければいいが。
「おーい、何を割ったんだ?」
「ちょっと物置掃除してたら箱が落ちちゃった」
嫌な予感。
「汚い花瓶よ。こんなところに置いた覚えないけど」
まさか……内緒で買ったあの九谷焼か。
「ほら」
ううう、それ八万円だ!
腰が抜けそう。
いい天気だ。
朝から妙に静かだ。
家内は買い物にでも行ったのだろうか。
テレビの音もしない。
昨日の飲み会でこの時間まで眠っていた。
ガッチャーン。
いるようだ。
何かを割ったな。
高い物でなければいいが。
「おーい、何を割ったんだ?」
「ちょっと物置掃除してたら箱が落ちちゃった」
嫌な予感。
「汚い花瓶よ。こんなところに置いた覚えないけど」
まさか……内緒で買ったあの九谷焼か。
「ほら」
ううう、それ八万円だ!
腰が抜けそう。
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