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第三百六十話
家内が鏡の前に陣取ってる。
「何やってるの」
「今日から家で染めることにした」
「何を」
「髪」
「何で?」
「美容院だと高いんだもの。その分で何か買えるわ」
いろいろとやってみるのもいいもんだ。
だが、花粉症でくしゃみが止まらない家内。
「やだ、口を覆っちゃった」
「いいじゃないか」
「いやん、口の周りに泡が付いた。早くのけないと髭になる」
バタバタと走り回る家内。
「ああ、手を拭いたらタオルが真っ黒」
美容院でしなさい!
家内が鏡の前に陣取ってる。
「何やってるの」
「今日から家で染めることにした」
「何を」
「髪」
「何で?」
「美容院だと高いんだもの。その分で何か買えるわ」
いろいろとやってみるのもいいもんだ。
だが、花粉症でくしゃみが止まらない家内。
「やだ、口を覆っちゃった」
「いいじゃないか」
「いやん、口の周りに泡が付いた。早くのけないと髭になる」
バタバタと走り回る家内。
「ああ、手を拭いたらタオルが真っ黒」
美容院でしなさい!
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