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第三百五十六話

 じんと二人で散髪に行った。

「僕はいつもママと美容院に行くよ」

「今日はおじいちゃんと理容室さ」

「どう違うの?」

「確かにな。剃刀を使うのが理容室だろ」

「僕にひげはないよ」

「それもそうだな」

 馴染みの理容室へ行くとじんは緊張していた。

「どうしますか」

 聞く主人にじんは元気に応えた。

「男らしい髪形」

 三十分後、すっかり見違えた。

「わあ、男になった気分」

 ご機嫌だ。

 スポーツ刈りがよく似合う。


「じんは初めから男だぞ」

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