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第三百四十三話
お兄ちゃんと言われて喜んでいたじん。
だが、三日もすると態度が変わって来た。
「お兄ちゃんなんだから残さず食べなさい」
「お兄ちゃんなんだから片づけしないと」
だんだん、つまらなくなってきたみたいだ。
「妹ができても、僕お兄ちゃんじゃないもん」
「どうして?」
「まだ、幼稚園なんだもん」
「だから?」
「急にいろいろと言われてもできませんよーだ」
「そんなじんを見て大きくなるんだからね」
「じゃ、赤ちゃんに目隠しして」
お兄ちゃんと言われて喜んでいたじん。
だが、三日もすると態度が変わって来た。
「お兄ちゃんなんだから残さず食べなさい」
「お兄ちゃんなんだから片づけしないと」
だんだん、つまらなくなってきたみたいだ。
「妹ができても、僕お兄ちゃんじゃないもん」
「どうして?」
「まだ、幼稚園なんだもん」
「だから?」
「急にいろいろと言われてもできませんよーだ」
「そんなじんを見て大きくなるんだからね」
「じゃ、赤ちゃんに目隠しして」
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