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第三百三十八話
子どもの頃は切手を集めるのが好きだった。
前島密の顔も知っていた。
今の子どもは知らないだろうな、手紙を書くことがないから。
中学校、高校、大学と進むにつれて収集とは離れていった。
退職してまた買い始めた。
使うには舐めなくてすむシールの切手がいい。
だが、収集するには昔ながらの方がいい。
裏のノリに指紋が付かないように気を付けたものだ。
シートで買うことができず、一枚ずつ集めた切手。
どれをとっても思い出がある。
子どもの頃は切手を集めるのが好きだった。
前島密の顔も知っていた。
今の子どもは知らないだろうな、手紙を書くことがないから。
中学校、高校、大学と進むにつれて収集とは離れていった。
退職してまた買い始めた。
使うには舐めなくてすむシールの切手がいい。
だが、収集するには昔ながらの方がいい。
裏のノリに指紋が付かないように気を付けたものだ。
シートで買うことができず、一枚ずつ集めた切手。
どれをとっても思い出がある。
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