329/612
第三百二十九話
朝から珍しく読書をする家内。
「何読んでるの」
「カラマーゾフの兄弟」
「また、難しいのを読んでるねえ」
「ええ、ちょっと気になって」
ところが、読書を始めると没頭してしまって一切の家事が止まる。
「お腹がすいたよ」
「今、面白いところなの。ちょっと待って」
さらに一時間。
「ねえ、ご飯食べないの?」
「何か食べてて」
こうなったらカップラーメンでも。
「君もいる?」
「今はいい」
珍しく静かに夜は更けてゆくがつまらんなあ。
朝から珍しく読書をする家内。
「何読んでるの」
「カラマーゾフの兄弟」
「また、難しいのを読んでるねえ」
「ええ、ちょっと気になって」
ところが、読書を始めると没頭してしまって一切の家事が止まる。
「お腹がすいたよ」
「今、面白いところなの。ちょっと待って」
さらに一時間。
「ねえ、ご飯食べないの?」
「何か食べてて」
こうなったらカップラーメンでも。
「君もいる?」
「今はいい」
珍しく静かに夜は更けてゆくがつまらんなあ。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。