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第三百二十八話

 家内が台所でトントンとまな板の音を響かせている。

 あの音はタマネギか。

 あれは固そうだからかぼちゃか。

 私は風呂に入ってからビールを飲むのが大好き。

 そこで風呂の用意をする。

 だが、台所から聞こえてきた。

「あら、いけない」

 ドキ、この一言が怖い。

 何を買い忘れたんだ?

 ビールか?

 米か?

「いいか」

 家内が呟く。

 何がいいものか。

「買ってこようか?」

「もう無くていいわ」

「何が?」

「シチューに入れる牛乳よ」


 それはいらんな。

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