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第三百二話
朝から大泣きで現れたじん。
「あーん、パパに叱られた」
珍しいな、宏君が怒るなんて滅多にないことだ。
「一体、どんなことをしたんだ」
「何にもしてないよ、なーんにも」
この語尾が伸びるあたりが怪しい。
そこへ娘がやってきた。
「どうしたんだ」
「それがね、近所の方が新年のご挨拶をしているのに、じんがゲームに夢中で挨拶もしなかったの」
「それはじんが悪いな」
「やっとレベルが上がったんだもん」
ゲーム、これが曲者なのだ。
朝から大泣きで現れたじん。
「あーん、パパに叱られた」
珍しいな、宏君が怒るなんて滅多にないことだ。
「一体、どんなことをしたんだ」
「何にもしてないよ、なーんにも」
この語尾が伸びるあたりが怪しい。
そこへ娘がやってきた。
「どうしたんだ」
「それがね、近所の方が新年のご挨拶をしているのに、じんがゲームに夢中で挨拶もしなかったの」
「それはじんが悪いな」
「やっとレベルが上がったんだもん」
ゲーム、これが曲者なのだ。
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