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第二百八十六話
久しぶりにじんと散歩に出る。
「おじいちゃん、何か売ってるよ」
鼻のいいじんはこういうことに鋭い。
「あれは焼き芋だよ」
「いい匂いだね」
「一個五百円だって。おじいちゃんは二百円しかお金持ってないよ」
「えーっ、足りないの?」
それを聞いていた焼き芋屋さん。
「小さいのを分けてあげましょう」
「ホント」
じんは買う気満々。
これははがきを買うつもりの金だったが。
二人で小さな芋をさらに半分こ。
じんがぷーっとおならした。
久しぶりにじんと散歩に出る。
「おじいちゃん、何か売ってるよ」
鼻のいいじんはこういうことに鋭い。
「あれは焼き芋だよ」
「いい匂いだね」
「一個五百円だって。おじいちゃんは二百円しかお金持ってないよ」
「えーっ、足りないの?」
それを聞いていた焼き芋屋さん。
「小さいのを分けてあげましょう」
「ホント」
じんは買う気満々。
これははがきを買うつもりの金だったが。
二人で小さな芋をさらに半分こ。
じんがぷーっとおならした。
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