268/612
第二百六十八話
新聞を読んでいた家内が叫ぶ。
「あら、大変」
「どうした」
「結婚したんだって」
「誰が」
「あの体操のイケメン」
「ほう、めでたい」
「だけどつまんない」
「別に彼氏ではないんだからいいだろ」
「それはそうだけど。なんだかねえ。あのゴルファーも彼女いるし」
「若いんだからいいじゃないか」
家内はひとしきりため息をついた後、テレビをつける。
「あら、可愛いわあ。この子、美少年コンテストですって」
そう、次はその子なんだね。
新聞を読んでいた家内が叫ぶ。
「あら、大変」
「どうした」
「結婚したんだって」
「誰が」
「あの体操のイケメン」
「ほう、めでたい」
「だけどつまんない」
「別に彼氏ではないんだからいいだろ」
「それはそうだけど。なんだかねえ。あのゴルファーも彼女いるし」
「若いんだからいいじゃないか」
家内はひとしきりため息をついた後、テレビをつける。
「あら、可愛いわあ。この子、美少年コンテストですって」
そう、次はその子なんだね。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。