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第二百六十七話

 やたらと静かな雨降りの朝。

「やだ、もうこんな時間」

 家内が隣で飛び起きる。

「いいよ、どうせ休みだ」

「ううん、今日は友だちと約束があるの」

「ふーん、どうせ昼だろう。ゆっくりしたらいいさ」

「でも、遠いもの」

「どこまで行くの」

「日光」

「えっ?」

「紅葉を見るツアーよ」

「いつの間に申し込んだの?」

「違うわよ、生け花仲間の三人で」

「そっか。雨で残念だな」

 ということは、孫の守は私か。

「おじいちゃん」


 もう来たのか。

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