256/612
第二百五十六話
かるた遊びをしようと買ってきた。
「じん、かるたをやろうか」
「うん、おばあちゃんも呼んで来よう」
「ママも呼びなさい」
「はい」
二人がこたつから這い出してきた。
「さて、読むよ」
途端に女性陣がキラキラと目を輝かせる。
「犬も」
「はい」
家内が取る。
じんが泣きそうになって
「ずるいよ、全部読んでからだよ」
「花よりだんご」
「はい!」
「ずるいずるい! 子どもが取れる速さで~」
「勝負の世界は厳しいの」
娘が取りながら話す。
かるた遊びをしようと買ってきた。
「じん、かるたをやろうか」
「うん、おばあちゃんも呼んで来よう」
「ママも呼びなさい」
「はい」
二人がこたつから這い出してきた。
「さて、読むよ」
途端に女性陣がキラキラと目を輝かせる。
「犬も」
「はい」
家内が取る。
じんが泣きそうになって
「ずるいよ、全部読んでからだよ」
「花よりだんご」
「はい!」
「ずるいずるい! 子どもが取れる速さで~」
「勝負の世界は厳しいの」
娘が取りながら話す。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。