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第二百五十四話
年賀状を書くことにしよう。
今から書けば元旦には届くだろう。
「あなた、私にも三枚ほどちょうだい」
「ああ、いくらでも」
「ううん、三枚でいいの」
「誰に出すの?」
「友だちよ」
「ふーん」
墨と硯を用意して力が入ってる家内。
やがて、庭の山茶花を摘んでそれを描く。
なかなかうまいなあ。
なかでも一番の力作のあて名を見ると男の名?
「それ、誰?」
「お友だち」
「いつの?」
「学生時代」
「ふーん」
誰に出すかなんて気にならんよ。
年賀状を書くことにしよう。
今から書けば元旦には届くだろう。
「あなた、私にも三枚ほどちょうだい」
「ああ、いくらでも」
「ううん、三枚でいいの」
「誰に出すの?」
「友だちよ」
「ふーん」
墨と硯を用意して力が入ってる家内。
やがて、庭の山茶花を摘んでそれを描く。
なかなかうまいなあ。
なかでも一番の力作のあて名を見ると男の名?
「それ、誰?」
「お友だち」
「いつの?」
「学生時代」
「ふーん」
誰に出すかなんて気にならんよ。
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