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第二百四十三話

 「大変よ、あなた大変!」

 新聞を持ってどたどたと走る家内。

「家が揺れてるぞ」

「だって、ほら、あなたの名前が新聞に」

「え?」

 見ると、俳句で選ばれてる。

「あ、ほんとだ」

 新聞を見ながら家内が娘に電話する。

「お父さんの名前が新聞に出てるの」

 家内の声を心地よく聞く。

「違うわよ、悪いことじゃないわよ」

 失礼な娘だ。

 何を言ってるか想像がつく。

「この新聞を取ってないって、一部買ってくるわね」

 

 今日は家内と飲みに行くか。

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